あつぎ異業種交流会士業者の方へのメッセージ 〜楽しくビジネスを加速する〜コミュニケーションを通じてビジネスをトレーニングしよう!
専門家に忍び寄る危機?一般に士業者はその要求される専門性から専門の分野については非常に強く、適切な結論を導くことができますが、専門外の分野についてはよくわからない、といった問題があります。 社会が高度に複雑になるにつれて、ただでさえ専門家であるはずの士業者の仕事も、さらに高度な専門化が進み、専門外については原理原則から考えると結論が逆転するようなこともあり得るようになってきています。 また一方で、一般的に「士業者」は何をするヒトかよくわからない、といったことも耳にします。弁護士と弁理士の違いは?公認会計士と税理士の違いは?行政書士と司法書士は??土地家屋調査士と不動産鑑定士は??? この両者の認識のギャップが大きくなることは、士業者のためにも国民のためにもよくありません。 もっと積極的な情報公開があれば、士業者の専門サービスを必要とするニーズを掘り起こすことが可能だと思います。 健康ブームの現代に、医師が積極的な情報公開で健康と医療に対する理解を深めて成功しているように、士業者も積極的な情報公開で社会と専門家への理解を高めることができます。 高度な社会には高度なサービスが要求されます。各士業者もアピールをして社会との強いつながりを作りましょう。国民の利益の保護に利することができ、高度な社会の健全な維持に資することが可能になるのです。
あつぎ異業種交流会は、そんな視野狭窄に陥ってしまいがちな士業者の先生におすすめです。さまざまな分野の方が集まる場所で、さまざまな分野の考え方や処理の定石、解決方法など論理を超えた考え方を得ることができます。 自分の専門を披露することを「ノウハウの流出」と考えるような発想では、今日の高度で高速な社会では生き残れないのです。従来、「ギブアンドテイク」という言葉が多用されましたが「情報は発信するところこそに集まる」「人徳が高いところにこそ人は集まる」ことを忘れてはいけないのではないでしょうか。 守りの姿勢に固まってしまっては、入ってくる情報量はおのずと限られてしまいます。情報を公開し、社会にアンテナを張ってみることで、公開する情報以上に得られる情報があります。社会との接点の数だけその得られる情報の質も多様なものになるでしょう。同業者の間だけではなく、他士業や一般社会の見方を吸収することで業務の基盤をより強固なものへ、専門分野の専門性をより高度なものへと高めることができるようになります。
大切なのは「人間らしさ」ということ完全な人間がいないように、完全な経営者、士業者、起業家などありません。現代社会はあまりにも高度に複雑化し、専門性を維持しながら聖徳太子のように複数の分野を処理するのは至難を極めます。またIT(情報技術)による情報処理のスピードアップはこの傾向をさらに極大化する方向に社会を進めます。まさに、これからの時代は提携が不可欠なのです。 これからの社会は高度の専門性と柔軟なネットワークによる問題解決が社会を切り開く切り札になるのではないでしょうか。
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