googleやyahooで検索をした際の順位は、どちらもgoogle社の評価により決定されています。
特定のキーワードで検索した際に1番上に表示されるのと、5ページ目でやっと表示されるのでは、全く結果が違いますからウェブの運営者であれば、誰しもが上位に表示させたい!と思うのは無理もない話です。
実際、筆者の元にもウェブ経由で新規のお客様を呼び込みたいというご相談は数多く寄せられます。
私としては、ウェブのページは一度書いたら基本的に放りっぱなしが理想だと思っています。
何故なら、流行りすたりに影響されない普遍的な事はいつの時代も有効であるはずだからです。
ただし、そうは言っても現実は時代が動いていますし、google社の評価も変化していきます。
それにアジャストすることが必要です。
どうして検索順位が変動するのか?
まず最初に、gooogle社の評価がどうして変化するのか?について触れておきましょう。
googleやyahooで検索をするのは、「何かを探している人」です。
やり方や行き方など、自らが能動的に調べている状態です。
もし、検索者が意図しないウェブサイトが大量に出てきたとしたらどうなるでしょうか?
「google役に立たないじゃん」となりますよね。
「googleは役に立たない検索エンジン」という評価をユーザーがしたら。。。
google社のビジネスモデルは崩壊し会社は倒産します。
その為、ユーザーが求めているものを適切に表示させる必要があるのです。
そうする事で、自社の検索を使う人が増えます。
利用者が増えれば、広告収入も増えるという図式です。
時代と共に変化するもの
ユーザーのニーズは時代と共に変化し、また多種多様になっていきます。
世の中には新しい情報が次々と提供されています。
新しい情報が良いものだとは限りませんが。
ニーズが多様化し、情報も供給されるのですから、必然的に検索結果の順位も変動することは自然の流れと言えます。
意図的に検索順位を変えることができるのか?
できる事なら、上位に表示されるようにしたい。
この共通の願いを実現する手法がSEOと呼ばれるものです。
具体的手法については割愛しますが、どれだけの人が自社サイトに来たのか?どれだけ長い時間滞在したのか?どの位の頻度で訪問されているのか?どれくらい他のウェブサイトから推薦されているか?という数多くの指標があります。
時代と共に、どの指標が重要時されているかは変化していくのですが、SEOの手法については次の「ホワイトな手法」と「ブラックな手法」に分けることができます。
ブラックな手法
検索順位の評価付けは「人」が行っているのではありません。
アルゴリズムというシステムが自動的に評価を行っています。
予め評価の基準のプログラムを作り、機械的に判断しているのです。
人間の作るシステムですから、100%完璧なモノはできないでしょう。
「穴」が生じます。
ブラックな手法とは、一言で言うと、ユーザーの役に立たたない手法で上位表示をさせるものです。
古くは、ページ内にキーワードをたくさん書き込んだり、兎に角大量のリンクを当てたり。という手法が流行りました。
googleのシステムをだますような手法だと思えば良いでしょう。
一次的には上位表示できるかもしれませんが、中長期的には見れば継続して上位表示されることはありません。
ホワイトな手法
こちらは一言で言うと、ユーザーの役に立つ施策を実施することでgoogleの評価を上げようというものです。
より見やすく、より分かりやすく各ページを書くこと。などです。
成果が出るまで時間がかかりやすい傾向がありますが、中長期的に見ても継続して評価を上げることができる手法です。
アツスタの読者さんは是非こちらの手法に取り組んでいただきたいと思います。
検索順位が下落した時の解決法
私自身、運営するサイトが下落したことを受け、改修作業に入っています。
1、検索順位が低いが、クリック率は高い
2、検索順位が低く、クリック率も低い
検索順位が低い=googleの評価が低い事を意味します。
但し1の場合は少なくとも、タイトルと説明文は間違っていないと判断することができます。
ということは、何をすれば良いのか?
お分かりになるでしょうか?
クリックされるけれど、ページの評価が低いということは、ページに訪問した人が満足せずに帰って行ってしまった。ということを意味します。
分かりやすい例で言えば、クリックをして訪問したけれど、3秒で帰ってしまったページと、訪問者が3分間滞在したページ。
どちらのページの評価が高くなるか分かりますよね?
と、いうことは?
そう、そのページの内容を充実させれば良いのです。
では次に2の場合です。
1や2のページがサイトにあればある程、そのウェブサイト全体の評価が下がります。
今上位に表示されているページのランキングにも影響を及ぼす可能性が高くなるのです。
全体で100ページあるウェブサイトの内、80ページ評価の低いサイトと、全体で20ページで低評価がゼロのサイト。
どちらがgoogle社の評価が高いか?
考えるまでもありませんよね。
ということで、検索順位が低くクリック率も低いページはタイトル、説明文、本文全てを修正する必要があります。
但し、この場合ページそのものにニーズがない事が予想されますので、改修をする価値があるのかどうか?という点は検討する必要があります。