あつぎ異業種交流会から経営者の方へのメッセージ

あつぎ異業種交流会


経営者の方へのメッセージ

〜楽しくビジネスを加速する〜

コミュニケーションを通じてビジネスをトレーニングしよう!

 

あなたは本物を売っていますか?

 

あなたの商品はどういうふうに役立ちますか?
どんな価値がありますか?
それはお客様に本当に必要とされているのでしょうか?

 

右肩上がりの時代が終わり、ただ営業していればヒトやカネが次第に増えていくことはなくなりました。また街には物があふれ大量生産大量消費で消費者が満足する時代も過ぎ去りました。

価値があるものをしっかり説明して買ってもらう時代です。価値があるだけで説明がなくても、価値がないものを説明だけしても、お客様は納得してくれません。

あなたの扱う商品にお客様にとってのどんな価値があるのか、それをお客様にキチンと説明できるのか、が問われます。

これからの時代は、どんな商品を扱うにせよお客様への価値がはっきりと見えていなければなりません。社会の多様化が進み、単に物を手に入れる喜びではなく、自分にとって価値のあるものを手に入れることができることが喜びになってきているのです。換言すればモノ自体ではなく役立つメリットに価値を認めるようになった、ということです。経営者はその「価値があるもの」を扱わなくてはなりません。

 

だから付加価値なのです。

付加価値とは見えにくいものです。また自社のビジネスが健全かどうかは、一度供給者になってしまうと灯台下暗しで問題の焦点を得ることすら難しくなってしまいます。

この永遠の問題に取り組む一番簡単な方法は、社会と自社を比較することです。比較するためには自社のなかに閉じこもっていてはダメです。社会に出て、アンテナを張り、社会の動向を感じてみることが大切です。

あつぎ異業種交流会は、あらゆる業種の経営者・様々な専門士業者・情熱あふれる起業家の集まりです。異業種の方からは未知の分野のアプローチ、専門士業者からのアドヴァイス、新しいアイディアを持つ起業家との刺激から、社会の動向はどうか、消費者が必要としているものは何か、あなたが行動すべき方向はどちらか見えてくるはずです。

わたしたちは誰もがダイヤの原石です。日常の仕事に追われ、雑務に追われ、約束に追われて埃をかぶってしまっているかもしれませんが、磨けばだれでも輝き始めるのです。

 

創意工夫のすすめ

大切なのは「創意工夫」ということ。様々な分野の色々な商品、考え方、売り方に触れることで解決の糸口がみつかるかもしれません。

自身を磨き、価値を高め、社会に還元できる経営者になりませんか?

 

異業種交流会おすすめ本!

小倉昌男 経営学
『経営学』

小倉昌男 (著)
内容(Amazonレビューより):「儲からない」といわれた個人宅配の市場を切り開き、「宅急便」によって人々の生活の常識を変えた男、小倉昌男。本書は、ヤマト運輸の元社長である小倉が書き下ろした、経営のケーススタディーである。
全体を通して読み取れるのは、「学習する経営者」小倉の謙虚さと、そこからは想像もできないほど強い決断力である。成功した人物にありがちな自慢話ではない。何から発想のヒントを得たか、誰からもらったアイデアか、などがこと細かに記されている。講演会やセミナー、書籍、マンハッタンで見た光景、海外の業者に聞いた話、クロネコマークの由来…。豊富なエピソードから伝わってくるのは、まさに学習し続ける男の偉大さである。
一方で、並々ならぬ決断力を持っていたのだと思わせる記述がいくつかある。宅急便に注力するため、大口の取引先であった松下電器との長期にわたる取引関係を終結させたこと、三越岡田社長のやり方に反発し、「とてもパートナーとして一緒に仕事をしていくことはできなかった」として取引関係を解消したこと、運輸省を相手に訴訟を起こしたこと…。いずれも確固たる論理がその根底にあった。それにしても見事な決断力と言わざるを得ない。
終わりの部分で紹介されている宅急便の各種サービス内容や、有名なNEKOシステムなどの話は、流通・物流の関係者以外には興味がわかないかもしれないが、全体的に読みやすく、興味深いエピソードが満載なので、読んでいて飽きることがない。経営者としての小倉の人となりが伝わる、好感の持てる1冊である。(土井英司)

この本は、インターネット書店のAmazonで購入できます。詳しくはこちらから

 

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