ミニサイト作成手順

ミニサイト制作にあたって

アツスタ主宰の杉山です。
本来このページは、アツスタ参加者さんでミニサイトを作る方専用の限定ページにしようと思ったのですが、役に立つコンテンツだと思うので、一般公開することにしました。

それでは自分でできるミニサイト作りの始まりです。

前提条件

アツスタ参加者さん限定で、レンタルサーバー、ワードプレスの設定をサポートしていますので、既にサーバーとワードプレスはインストールされているという状態からの説明になります。

ビジネスモデルの組み立てや記事の書き方、アクセスアップの方法については、ウェブ経営勉強会アツスタの定例勉強会で学んでいますので省略しています。

テーマはLightning

ワードプレスで使うテーマはLightningです。
wordpressの公式ディレクトリにも登録されているテーマ。無料です。

筆者も使っているテーマで非常に使いやすく、それでいてビジネス向きです。
ビジネス向けの有料テーマでないとダメというコンサルタントもいますが、私はこれで十分だと思っています。

シンプルさが売りでカスタマイズ性も高いです。

VK All in One Expansion Unit

ミニサイトの位置づけ

ミニサイトは、公式サイトとは役割が違います。
公式サイトは、その法人全体の案内を掲載するものですから、おのずと幕の内弁当的な内容になりますが、ミニサイトはいわば、その法人の●●事業部単独のサイトになります。

従って扱う商品、サービスも基本1種類となります。
そう書くと、1種類だけでは他のニーズも取り込めないのでは?と心配するかもしれません。

しかし、それは公式サイトでカバーしているので全く問題ありません。
思い切って商品を1種類に絞ってください。

それが上手くいったら、広げたい商品、サービスを別のミニサイトで作れば良いだけの話です。
「捨てるは拾うことなり」です。

競合他社の調査

それでは次にあなたが売りたい商品、サービスを売っているサイトを調べてください。
少なくとも3ページ(30件)程度は必要です。

見るだけでなく、そのサイトではあなたと競合する商品サービスをどう打ち出して売っているのか?に注視してください。
同業他社が、打ち出しているものと、あなたの打ち出したいものがカブっている場合、そのサイトよりもあなたが優れていることを訴求しないと「お客様はあなたから買いません」

逆に言えば、他社から買わないであなたから買う理由を言語化する必要があります。

ペルソナの設定

●●事業部単独のサイトと言いました。
その事業部で扱う商品やサービスを一つ決めてましょう。

一つ決めたら、それを欲しがる人の想定をします。
想定顧客の事をペルソナと言います。

ペルソナは細かければ細かい程、goodです。

既にその商品、サービスを売っているのなら、一番良いお客様でペルソナを作ればOKです。
一つだけ忘れてはいけないのは、ペルソナ設定をする際、自分自身が好きな顧客であることがとても重要です。

嫌いな顧客をたくさん来たら・・・
ぞっとしますよね。

そういう意味では、ペルソナは来てほしくない顧客を先に書き出すと纏まりやすいですね。

ドメインの選定

ドメインというのは、http://www.aaabbbc.netのaaabbbc.netのことです。
世界でひとつしかないので、独自ドメインと呼びます。
あまり長いURLは好ましくないので、簡単でご商売にあったものを選びましょう。
筆者も使っているムームードメインがリーズバブルな料金でオススメです。
空いているドメインを調べてみましょう。


実際に作成してみる

さてこれからは実際に作成していく上で、必ず出てくる要素について説明していきます。

ウェブサイトのゴールを決める

社員に役割がありますよね?
例えば受付担当、営業担当、契約担当・・・があるようにウェブサイトにも役割があります。
役割なきウェブサイトに存在意味はありません。

「ウェブサイトにさせる仕事の明確化」と言っても良いかもしれません。

ウェブサイトの目的は大きく分けて三つです。
1、ルイヴィトンやシャネルのように、企業イメージを向上させるイメージ向上サイト
2、資料請求、無料見積もりなどを得る目的の、顧客発掘サイト
3、水道修理、通信販売等、即売り目的の、販売サイト

さてあなたのウェブサイトはどれでしょうか?
1なら、1人でも多くの人の目につくように、マス広告を展開したり、顧客化のために、新着情報を配信するために、メルマガに誘導するのも有効です。

2なら、メールフォーム、電話問い合わせへの誘導です。商品サービスによって緊急か緊急でないか分かれますので最適な導線を引いておくことが必要です。
緊急なら電話の問い合わせ、緊急でないものはメールフォームという具合です。

3ならその場で完結する事が必要です。
電話注文、買い物カゴからクレカ決済などです。

トップページの画像の差し替え方法

●外観-カスタマイズ-Lightningトップページスライドショーデフォルトは3枚の画像が登録されているので、削除若しくは任意の画像に差し替えましょう。
トップページの画像は、高さを取りすぎるとファーストビューが画像で埋まってしまうので、高さを控えめにするといいです。
画像は、オリジナルの画像が理想ですが、取り急ぎ入れるなら、無料素材サイト ACから画像を引っ張ってもOKです。
そこで便利なのが素材サイトです。
筆者が使っているのは、写真素材の無料サイトACです。

商用利用可能な写真やイラストがたくさんあります。

ちなみにトップページの画像は大きいので、ACですと幅1920px程度の横幅があればひとまずOKです。

固定ページと個別記事の書き分け

固定ページには、会社概要、問い合わせフォーム、料金表など基本的なことを書きます。
一方、個別記事はサイトのボリュームを出すために、コンテンツを積み重ねていきます。
ミニサイトの場合、ブログ形式な更新型のサイトを目指す必要は必ずしもありませんが、よほどニッチなテーマでない限りコンテンツを入れ込まないとアクセスが見込みにくいです。

個別記事にはカテゴライズを

個別記事には必ずカテゴリー設定をしてください。
例えばこのサイト

をご覧ください。

この記事を書いている時点でカテゴリーは
「経営ノウハウ」
「経営マインド」
という2つです。
カテゴリーは大きなくくり、タグは小さなくくりで考えるとうまく整理がつきます。

カテゴリーの表示に注意

カテゴリーというと日本語で付けてしまいますよね。

日本人ですから当然なのですが、そのまま素直につけると表示が長~いURLになってしまうので注意してください。
「投稿」ー「カテゴリー」とアクセスすると、カテゴリーの管理画面になります。
新規で作る場合は、画面左で、既存のものは画面右に表示がされていると思います。

「名前」は日本語のままで良いのですが、スラッグは英語表記してください。
英訳があっていなくてもOKです。

記事の写真

記事の写真については大きく分けて二つです。
一つは、文中の写真です。
記事に関連するイメージ写真を入れた方が、見た目的にも良いです。
ページを開いた際に、文章だけでびっちりだと読む気無くしますからね。

二つ目は、アイキャッチ画像です。
アイキャッチ画像は、ページに直接表示されませんが、記事一覧にサムネイルで表示されるので、やはり見た目的にあった方が断然いいです。

また、ワードプレスに書いた記事は、ツイッターやフェイスブックに連携投稿することがあります。
この時に、関連ソーシャルメディアに表示される画像はアイキャッチ画像なのです。

掲載する写真ですが、ネット上に転がっている写真を勝手に使ってはいけません。
写真には著作権というものがあるので、使用承諾を取っていない写真を勝手に使うと思わぬトラブルに巻き込まれる可能性がありますので注意してください。

出来れば、すべて自分で撮影した写真を使うことが理想ですが、現実問題そこまでは無理だと思います。

前述したように、写真素材の無料サイトACが便利です。
使ってみてくださいね。
記事やアイキャッチに使う画像なら幅800pxで十分です。
尚、ウェブで使う場合、幅と高さの比率は、4:3ではなく16:9がオススメです。

ちなみに筆者は、更に高さを絞った800px:354pxで写真を作ることが多いです。

スクロール時にヘッダーをスライドさせない方法

Lightningのヘッダー(タイトルが書いてあるところ)はスクロールしてもスライドされ画面に表示されたままです。
便利な部分と便利ではない部分があるのですが、私は不便さの方が大きいと思いますので消した方が良いと思います。

いろいろ探したところ、lightningの公式サイトで紹介していましたので、引用させていただきます。

「外観」-「テーマの編集」-「functions.php」を編集するのですが、管理画面からやると途中で何故か止まるのでFFFTPソフトで行った方が良さそうです。

/* 固定ヘッダーを解除 */
add_filter( ‘lightning_headfix_enable’, ‘lightning_headfix_disabel’);
function lightning_headfix_disabel(){
return false;
}


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