声を聞くべき顧客、声を聞くべきではない顧客

お客様の声を聞けと言うけれど、本当に聞いた方が良いのでしょうか?
半分当たっていて、半分当たっていないと思います。

お客の声を集める事にすると、一人でも多くの声を集めようとしてしまいます。
しかし、これは間違いです。

なぜなら、顧客の中には「利益をもたらす顧客」と「利益をもたらさない顧客」がいるからです。

ビジネスとして残すべきは当然前者。
利益をもたらす顧客です。

そのため、低い商品しか購入しない顧客の意見を聞けば、同じ属性の顧客が集まりだします。
クレーマーの声を聞いても同様です。

話は少々逸れますが、新しいサービスを始める時に価格を抑えた金額でやってしまう人がいます。
おそらく自身がないからだと思いますが、これは大失敗の始まりです。

理由を説明しましょうか?
筆者自身も経験があるのですが、プレ企画として半額でやったイベントがあります。
二回目から通常料金で開催しました。

どうなったと思いますか?

初回に比べて二回目は半分の人しか集まりませんでした。
しかし、収益は変わりません。

安い価格で集まる人は、価格にしか価値を見出していません。
そんな人がいくらいても、管理の手間がかかるだけです。

低価格の顧客をいくら集めても、経営者が疲弊するだけなのです。

エステの業界で例えてみましょうか?
1時間3,000円しか払えない顧客を10人集客するのと、1時間10,000円払う顧客を3人集客する場合。

前者は10時間施術して3万円の売り上げです。
後者は3時間施術して3万円の売り上げです。

経営者にとって、どちらが時間的ゆとりがでるか明白ですよね。

あなたが経営者ならば、自社の望まぬ顧客は捨てる覚悟が必要です。

望む顧客の声を聞けば、利益が上がり、スタッフはイキイキと仕事をします。
顧客も居心地の良いことから更にお金を使います。

捨てるは拾う事なり。

良い顧客を残す為に、望む顧客の声だけを拾うのです。

更に言うなら、経済的ゆとりがある人を顧客にするのがベストです。

人は物を買う時、サービスを依頼する時に、「それが必要か?」と言う要素と「支払いができるか?」と言う二つの要素により意思決定します。

逆の立場で言えば、見込み客が「買える経済力があるか?」「欲しいと思っているか」と言う視点で顧客化するかどうか判定します。

はっとした方はスルドイです。

「それが必要か?」
「支払いができるか?」

「買える経済力があるか?」
「欲しいと思っているか」

意識的に順番を変えて書きました。
客側からの時は、感情から現実に、
事業者側からは、現実から感情に、
これ、真実です。

経済的に買えない人、無理をしないと買えない人に物やサービスを売る事は合理的ではありませんし、売るべきではありません。

買いたいと寄ってくるなら拒む理由はあまりありませんが、売り込む事は非合理的です。
買える経済力がある人だけをウェブで見つけて集客し、欲しいと思っていただくようにプロモーションすることがウェブに必要なのです。