自社のホームページは自社で管理していますか?

よく相談を受けることなのですが、自社のホームページを自社で管理していない事業者さんが非常に多いと思います。

どういうことかと言うと、ウェブサイト作成運営会社に丸投げで、自分では管理画面に入ることもできないという状態。

確かに、ウェブサイト運営会社としては素人に勝手にアクセスされ変ないじられ方をされてはたまらない。という思いは理解できます。

素人が良く分からないまま、ワードプレスをいじると取返しが付かない事態になることがあるからです。

そうなった際に、当の本人は「何もしていない」というでしょう。
何故なら、操作しているその行為を理解していないから。

ウェブ屋さんがユーザーに管理画面に入ってほしくない理由は理解できますが、それでも尚、ホームページを作成する場合、最低でも、ドメインとサーバーは自社で取得してほしいと思います。

先日実際に会った話ですが、既存のウェブサイト運営会社から自社管理に移管する申し入れをした所、移管事務手数料として3万円請求されました。

知っている人ならこの手数料がいかに暴利か分かると思います。
相手の言い分はこうです。

「自社で管理しているサイトには複数のサイトの情報が入っているので、その一部を移管させることは手間がかかる」

実名を出したいくらいあり得ない言い分です。
厚木市にある会社です。

最初から自社でドメインとサーバーを借りていればこんな問題は発生しなかったのです。
ドメインとサーバーを借りることは、決して難しくありません。

クレカがあればすぐに契約できます。
ドメインは年間2,000~3,000円もあれば十分ですし、サーバーだって月額500円で充分です。

アツスタにご参加いただいている方は無料でレクチャーしていますので、聞いてくださいね。

自社で取得したドメインとサーバーでウェブ運営会社に運営してもらうことは全く問題ありません。
但し、冒頭で書いたように、ウェブ会社としては素人に勝手に設定を変えられるのは本当に勘弁と思っています。

そこで良い方法は、「管理者」「編集者」「投稿者」「寄稿者」「購読者」機能の使い分けです。
●購読者は記事の投稿ができません。
●寄稿者は、記事の投稿はできますが公開はできません。
社員などスタッフが書いた記事は、即公開するのではなく上席が確認した上で公開することができます。
●投稿者は自分で書いた記事をそのまま公開することができます。
記事の投稿に慣れた社員さんに合います。
●編集者は、自分で書いた記事の公開はもちろん、スタッフが書いた記事の投稿などの他にカテゴリやタグの作成、固定ページの作成もできます。
●管理者は、WordPressの基本設定、テーマ・ウィジェットの設定、ユーザーの管理等すべての権限があります。

以上を踏まえて、管理者は二人作り、ウェブ運営会社と自社の社長に設定し、自社のスタッフは寄稿者、又は投稿者にすると良いでしょう。

自社のウェブサイトは自社の試算です。
ウェブ運営会社に任せきりは避けましょう。

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